月収7万円の副業収入がある、りょうこさん!本業は会社員の方です
りょうこさんはどういった副業を行なっているのですか?
私の行っている不動産運営は『シェアハウスの運営』です
それでは、シェアハウス運営の副業の実態について詳しくりょうこさんに聞いてみましょう!
今回は、不労所得な働き方ともいえる不動産運用の副業「シェアハウス」を運営して、副収入を得ている方にお話を伺いました。
本業の仕事に支障をきたすことなく働くことができるので、OL・会社員の副業としてもおすすめです。
Contents
シェアハウス運営の副業ってどんな仕事?
シェアハウスとは、複数で共同生活を行う住居のことを指します。
各個人に個室の部屋はありますが、キッチン、トイレ、お風呂などは共有で利用します。
ざっくり言うと「学校の寮」のようなものです。
(学校寮のように門限があったり、規則が厳しかったりはしないのですが、住居する場合は共同生活である以上、一定のマナーを守る必要もあります。)
そんなシェアハウス運営の仕事自体はいたってシンプル。
シェアハウスとなる住まいを希望者に貸し出して、家賃収入で収益を得ます。
持ち家を自分で改装して貸し出す場合もありますが、賃貸を改装して、シェアハウスとして貸し出す場合もあります。
私の場合は後者で、一戸建ての家をシェアハウスとして賃貸し、股貸ししている状態です。
だから私も毎月大家さんに家賃を払っています。
シェアハウスの具体的な運営方法
シェアハウスを運営する場合、最初に家を改装するためにお金をつぎ込まなければなりません。
私は初期投資(改装費・賃貸契約料など)として200万円くらいかかりました。
シェアハウスのための内装は、各部屋を個室に割り、鍵を各部屋に設置して暮らしてもらっています。
家具・家電は始めから付け、キッチンやお風呂、トイレ、玄関、廊下は共用です。
毎週定期的に清掃に入ってもらい、客付け、退去までを管理人さんにしてもらっています。
また、経営や管理の一切は管理会社に、貸し出す家賃の20%の手数料を支払ってお願しています。
よって私自身、普段の生活でこの副業の事を思い出す事はありません。
あるとすれば、毎月の報告書の確認とトラブルがあった時の修繕費等の確認くらいです。
でも、実働せずとも管理会社に任せてしまえば自動的にお金が入ってくるところが、家賃収入の大きなメリットでもありますね
不労所得!本業にも支障が出ずに収入を得ることができる、まさに理想的な副業ですね
シェアハウス運営の家賃・管理費・光熱費の収入配分
各部屋の入居者さんから月4万円程の家賃をいただき、6名入っているので24万円が私に入ります。
そこから管理費20%、光熱費、家賃10万円等を支払い、残った分が私の儲けとなります。
この副業の収入は、一戸建てに6名入り月収7万円程度です。
光熱費の使い方や入居者さんの人数によって収入も変わってきます。
状況によっては赤字になる事もあるので、月に2万円程こちらが支払う場合もあります。
逆に光熱費が抑えられる春や秋には、10万円近く手元に残る事もあります。
年収としては70万円から90万円くらいになります。
臨時でお金がかかってしまうこともあります
シェアハウス運営の副業を成功させるコツ
この副業をするためのコツは、何と言っても信頼出来る管理会社の方とタッグを組む事です。
私の場合は友人だったので、始めの物件はまだ彼が駆けだしの頃でした。
彼はその後法人化し、従業員も雇っています。
結構大きな会社になりましたが、しっかり仕事をしてくれているのも知っているので、安心して預けることが出来ています。
管理会社選びはシェアハウス運営においてとても重要だということですね!
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シェアハウス運営の副業のメリット・デメリット
不動産の副業で、特にシェアハウスに限って、私が感じたメリット、デメリットを紹介します。
メリットはやはり、不動産投資の割に小額の初期投資で抑えられます。
近年は新築で建てる方もおられますが、やはり中古の物件を改装するのが一番儲けが出る方法だと思います。
また、私の場合は転貸なので、初期費用は、修繕費・契約料だけで、物件購入をするよりもお金はかかりませんでした。
初期投資は家電の購入も含めて200万円から400万円(二軒運営中のため)になりました。
しかし一方で、持ち家ではないが故に、月々の家賃も発生し、それを支払っても物件は自分のモノにならない事はデメリットです。
金銭的に可能であれば物件を購入してしまえば、家賃でローンを支払い、物件や土地が残るのでかなりメリットは大きいと思います。
また、入居者さんが決まれば確実に結構なまとまった額が入ってくるところもメリットです。
逆を言えば、入らなければ赤字になる事もあり得ますが、物件の立地さえ間違わなければ一年を通してみると、もちろん黒字です。
入居者さんが入ってくれさえすれば、こちらの実働もほぼなく、自動的にお金が入ってくるという点もかなりメリットとして大きいですね
シェアハウス運営の副業に向いている人・向いていない人
この副業が向いている人は、少し位のリスクが取れる人、小まめに動く事を厭わない人、管理を楽しむ事ができる人です。
副業でありながら、事業でもあるので、向上心のある人にも向いています。
逆に向いていない人は他人の汚物を掃除出来ない人、他人の家に入れない人、人とあまり関わりたくない人です。
ほぼ入居者さんとは関わる事はないのですが、始めの内は私も、少しでも収益を上げるために掃除を自ら行っていました。
必ずそうしなさいと言うわけではありませんが、そんな小さな労力を厭わない人でないと続かないと思います。
通常のアパート経営よりも人間関係のトラブルも多そうですね
こちらの収入が減ってしまう可能性も大いに考えられます
そう言った意味で運営する側も、居住におけるルールを決めておくなどの、管理体制を予め考えておく必要もあります
結果それが収入につながるので、どんな些細なことでもフットワーク軽く対応できる柔軟性を持つことも大切です
シェアハウス運営の副業を行う上での注意点
日々の不動産市場の動向の確認を怠らないようにすることも大切です。
今後は、家余りの時代になります。
シェアハウスのように、一戸建てを各部屋で割って貸し出す事に需要が無くなる時期も恐らくやってくるでしょう。
その時までには、時期を見計らって逃げ切るという戦略も考えておく必要もあります。
私自身も、管理人さんにすべてお任せしている部分が大きいのですが、他の部分の情報集めなどは自分の責任だと思うので、不動産業界の動向は必ず確認するようにしています。
自分で運営している以上、その業界について詳しくないと結局自分が損することになります
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最後に、副業を考えている方へメッセージ
「本業だけで十分ではないか」「そんなに働く意味はあるのか」と、同僚から聞かれる事もありますが、きっと副業をしている皆は好きでやっていると思います。
好きだからこそコツコツと続ける事が出来ているはずです。
貯金が増える事も楽しみですが、色んな人が私が準備した物件に住んでくれる事も楽しみです。
楽しみながらだと続ける事も出来るし、しなくてはいけない事も苦ではありません。
自分がワクワクしながら楽しいと思う事を色いろ試してみて、ぴったりハマる副業を見つけてみてはと思います。
不動産投資の副業は、不労所得ともなるので誰もが憧れる職業ですね
しかし、その裏には見えない苦労やリスクが伴うことも忘れないようにしなければなりませんね