外国人観光客が増え、宿泊先の新たな選択肢として人気なのが「民泊」です。
民泊のホストになれば、家を提供することにより収入を得ることができるので、副業としても人気の働き方です。
Contents
民泊とは?
民泊とは、ホテルや旅館に宿泊するのではなく、一般の民家に宿泊することを「民泊」といいます。
自分の自宅、部屋、所持する物件に観光客などの宿泊者を泊まらせて、宿泊料をもらう副業が今とても注目を集めています。
ホテルなどよりも宿泊料金が安いため、利用者からの人気も高いです。
また、最近ではただ宿泊場所を提供するだけではなく「体験付き」の民泊も人気です。
例えば、農業体験付き民泊や、漁業体験民泊など、その土地でしか味わえない体験を行いつつ宿泊もできるのです。
民泊は必ず許可を取って運営しよう
2017年に民泊を全国で解禁する「民泊新法(住宅宿泊事業法)」が制定されました。
民泊を行う場合は、必ず自治体に旅館業として許可を得る必要があります。
《民泊新法の主なルール》
・トイレなどの衛生管理
・ゲストの名簿作成
・年間営業日数上限180日
民泊の主な運用スタイル
民泊は、自宅に空き部屋がある、自宅を留守にしていることが多い、持て余している物件がある人にとっては、有効活用できる最適な副業です。
民泊の主な運用スタイルは、3つに分けられます。
①「ゲストハウス」タイプ
1つの物件に複数組のゲストを宿泊させます。
同時に複数組のゲストが宿泊するにで、収入も大きく見込めます。
バックパッカーなどのローエンド向け。
【1泊あたりの相場:2,500〜3,000円】一度にたくさんの人を宿泊させることができるのが特徴
②「自宅丸ごと貸し出し」タイプ
自宅を留守にしがちな人におすすめなのが、鍵をゲストに貸し出して、自宅を丸ごと貸し出すスタイルです。
長期不在中に貸し出すことで、大きく稼ぐことができます。(不在なのに払い続けている家賃代を稼ぐことができます。)
【1泊あたりの相場:2〜3万円】宿泊料金を高く取れるのが特徴
③「空き部屋貸し出し」タイプ
自宅の使っていない部屋を一室貸し出すタイプです。
空き部屋の一室を貸し出すだけなので、初期投資も必要なく気軽に始められる分、お風呂、トイレ、キッチンなどは共用で使うので、ストレスに感じてしまうこともあります。
【1泊あたりの相場:4,000〜5,000円】初期費用がかからないのが特徴
都会と田舎どちらが民泊の稼ぎやすい?
民泊を行う場合、都会と田舎ではどちらが需要があるのでしょうか。
『都会』・・・民泊を行なっているライバルも多いので競争率も高いが、需要自体は、田舎よりも圧倒的に多い。
宿泊費の相場も高いので、立地次第では大きく稼ぐことも可能。
『田舎』・・・競争率が低いので、需要があればゲストを取れる確率が高い。
しかし、宿泊費の相場も低く、そもそもの需要が少ないため、田舎でも民泊営業は厳しいのが現実。
純粋に稼ぐとなると、やはり「観光が栄えている都市」または「都会」の方が有利です。
では、田舎や地方は民泊産業に向いていないかというと、工夫次第でゲストを呼び込むことができます。
田舎特有の「古民家」などの純和風テイストの民泊を提供すれば、外国人観光客には非常に人気が高いです。
また、「体験付き民泊」などの付加価値をつけてサービスを提供するのもおすすめです。
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民泊の副業のメリット・デメリット
民泊の副業を行う場合のメリット・デメリットは、以下の通りです。
民泊の副業のメリット
- 空いたスペースを貸し出すだけで、不労所得としてお金を稼ぐことができる
- 需要のある場所で民泊副業を行うと、大きく稼ぐことができる
- ゲストと交流できる(外国人とのグローバルな交流もできる)
民泊の副業のデメリット
- 素性の知れない他人を自宅に招き入れるので、犯罪・盗難等の防犯面の危険性が否めない
- 貸し出すスタイルによっては、お風呂、トイレ、キッチンなどは共用で使うので、ストレスになることもある
- 民泊を行う場合は、自治体の届出が必要なので、手間がかかる
「Airbnb(エアビーアンドビー)」で民泊ホストになろう!
民泊を提供するサービスといえば、世界最大手の「Airbnb(エアビーアンドビー)」が有名です。
民泊の副業を行いたい場合は、「Airbnb(エアビーアンドビー)」を利用しましょう。
「Airbnb」は、ホストとゲストをつないでマッチングしてくれるので、ゲストの集客をオンライン上で簡単に行うことができます。
民泊で副業を始めたい人は、ぜひ登録しておきたいサイトです。
民泊「Airbnb」で観光客に宿泊先を提供する副業まとめ
自宅に持て余している空き部屋や、持て余している空き物件がある人におすすめなのが「民泊」の副業です。
民泊のホストとして副業をしたいなら、ゲストとマッチングをしてくれる「Airbnb」がおすすめです。
空き部屋を貸し出すだけなので、実働を伴わずお金を稼ぐことができるので、不労所得として働くこともできます。
サラリーマン・OL・主婦の副業としても人気なので、みなさんもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
誰でも気軽にできるわけじゃないんだね〜