女性向けの仕事内容でもある「保育園バスの添乗員」の仕事。
短時間で安定的に働くことができるので、密かに人気の高い職業でもあります。
今回は、保育園バスの添乗員の仕事について、経験者のお話を伺いながら詳しく解説していきます。
Contents
保育園の送迎バスの添乗員の仕事ってどんな内容?
私が紹介する副業は、保育園バスの送迎時に子供たちを誘導する添乗員さんです。
バス乗車場所に、保護者の方が連れてこられたお子様を誘導して、そのまま一緒にバスに乗車して保育園まで送り届けることが仕事です。
帰りはその反対で、保育園からバスに乗車してお子様を保護者の元までお送りします。
小さいお子様をお持ちの方にはお馴染みの職業ですが、保育士さんとは違い、朝夕のバスの送迎時のみの勤務となります。
必然的にバスの運転士さんと同じ時間帯で働くことになります。
保育園バスの添乗員の仕事は、女性の方が活躍できる仕事ですが、どの年代の方でも子供が好きで、しっかりと子供たちを安全に保育所に送り届けられる人に向いた職業です。
勤務時間はおおまかに朝は7時50分から8時50分。
14時45分から15時45分の、朝夕合わせて2時間ほどでした。
保育園の送迎バスの添乗員の副業の収入目安
お給料は田舎にしては良い方で、時給1,000円でした。
首都圏など、最低賃金が高い地域だと時給1,200円という仕事もあります
1日2時間勤務なので、日給2,000円。
祝日を除いた月曜日から金曜日までなので、月に20日〜22日勤務で、月収でいうと4万円前後になります。
保育所なので、幼稚園ほど夏休みなどは長くないのですが、お盆休みとお正月がある月は収入も下がってしまいます。
保育園の送迎バスの添乗員の仕事はどこで探すの?
保育園の送迎バスの添乗員の仕事は、ローカル情報誌、または大手求人サイトに掲載されている場合もあります。
保育系資格が必要な求人もありますが、無資格でもOKな求人もあります。
スポンサーリンク
保育園の送迎バスの添乗員の副業をする上での注意点
この仕事をする上での注意点は、小さいお子様をお預かりしているので、絶対に子供に怪我させないように注意を払わなければなりません。
子供に好かれるためにと、ただ優しく接しているだけでもダメです。
子供が騒いだときに、注意してすぐ言う事を聞かせなければならないので、厳しさと優しさをうまく使い分けることが出来る事が重要です。
あと、意外に大変なんですが、子供の顔だけでなく保護者の顔を子供とセットで覚えなければならないこともあります。
保護者にとっては、特に毎日送り迎えされているお母様は、自分が誰の母親であるか当然分かっているものとして話しかけてきます。
「すいません、今日は下の子だけ後で送っていきます。」なんて名前も出さずに言われるのは当たり前なので、はじめは子供と保護者の顔が一致しなくて冷や汗が出てきます。
さらには保護者から、保育所への連絡・報告を頼まれることも頻繁にあり、これも絶対に忘れてはいけない事なので、この仕事にメモは必須アイテムです。
時給はいいですが、それなりに責任があり緊張感もあるので、なかなかハードだと思います。
ただ人間なので稀に失敗することもあるります。
そんな時に理解してもらえるよう、保護者、保育所の先生、バスの運転手さんとは普段から良い関係を築けるよう努力も必要です。
保育園の送迎バスの添乗員の副業のメリット・デメリット
この仕事のメリットは実働時間が少ないので、他の時間が自由ということと、子供好きならとてもやりがいを感じる仕事です。
さらには、地域の方々と交流が出来て、人脈が広がるところも魅力です。
ただ、時間帯が一日に2回に分かれているのと、平日は出来るだけ休まないようにしなければいけないので、なかなか他の予定が立てづらいという難点もあります。
朝と夕の時間は必ず送迎のために時間を気にしなくてはいけません。
朝の勤務と夕方の勤務と、空く時間が長いのですが、絶対忘れてはいけないというのがこの仕事の特徴です。
当たり前の事なんですが、経験してみると案外きついです。
なので、私のように自営業で生計を立てていて、比較的時間の融通が効く人の副業に向いている仕事でもあります。
保育園の送迎バスの添乗員の副業に向いている人
この仕事に向いている人は、責任感のある人、そして人が好きな事だと思います。
とにかく人との関わりが大切になってくるので、意思疎通がうまくいかず嫌な態度をとられてしまうこともありますが、そんな時も柔軟な対応を取る必要があります。
どんな時でも人に対して温かい態度をとり続けることが出来る人に向いている職業です。
あさみさん、貴重な経験者のお話ありがとうございました!