それなりのクオリティーがある写真じゃないと売ることは難しいけど
実は写真以外の制作物を売ることもできるんだ!
自分で撮った写真を販売できるサイトがあります。(フォトストックサイトとも言います)
趣味で写真を撮っている人には、とてもおすすめできる副業です。
写真以外でも、個人の制作物なら販売できるサイトもあるので、合わせて紹介していきます。
Contents
写真販売サイト(フォトストックサイト)で写真を販売する副業とは
写真販売サイト(フォトストックサイト)に自分の写真を投稿して、写真を販売します。
その写真を気に入った人が投稿写真を購入すると、販売価格の数十%が自分の収益になります。
写真購入はダウンロード形式なので、在庫は無限に存在するということです。
なので、写真に需要があり続ける限り、半永久的に収入を得ることも可能です。
不労所得にもなりますね。
フォトストックサイトを利用したい場合、各サイトで審査が必要になります。
審査内容はなかなか厳しいので、素人が撮影したようなクオリティーの写真では、登録することはできません。
サイトごとの審査があるからこそ、購入者にクオリティーの高い写真販売を提供し続けられるので、利用者からすると安心してサイトを使うことができます。

おすすめ!写真販売サイトの比較
PIXTA
PIXTA
国内最大級のフォトストックサイト。
3,100万点以上の写真素材・イラスト素材・動画素材・音楽素材と、圧倒的なラインナップを誇ります。
写真以外の制作物も販売することができ、クリエイターにとっては頼もしいサイトです。
日本人クリエーターも多く在籍しているので、日本人向けのシチュエーション画像や景色のバリエーションも豊富な点もPIXTAの強みです。
PIXTAの登録手順は、
①会員登録
②簡単な入門テスト
③写真データのアップロード
④写真データをPIXTA内で審査
⑤販売開始
という流れです。
PIXTAは、審査に通らないと写真を販売できないので、写真のクオリティーを重視している点が伺えます。
PIXTAでは、素材の販売にあたり審査を行なっております。
これは、あくまでも販売用ストック素材としての適切さを確認させていただくもので、作品そのものの出来栄えを評価するものではありません。
素材の審査では、
・画質、技術面のクオリティや、被写体の内容が販売素材として適しているかどうか
・つけられたタグやタイトルの内容が適切か
・必要に応じて適切な「モデルリリース(肖像権使用同意書)」が添付されているか
などの確認を行なっています。
公式では上記ような表記があるので、作品のクオリティーはもちろんのこと、写真素材として適切かどうかも審査基準に大きく関わってくるようです。
また、被写体にテーマ性がないものも却下されることも多く、写真のテーマや伝えたいことが明確であることも大事です。
カメラマンにとったら基礎中の基礎ですが、露出、ホワイトバランス、ライティングが適切でなかったりピンボケしている作品は審査に落ちてしまうので、カメラ知識がないまったくの初心者には少しハードルが高いかもしれません。
販売金額の22〜58%(定額制除く)
Shutterstock
ユーザー数130万人以上。
高品質な写真、ベクター、動画素材の数は業界最大級の6,000万点以上掲載。
世界各国にたくさんのユーザーがいるので、ボーダーレスな展開ができ、市場が大きい分、稼げる人は本当に稼いでいます。
写真以外にもイラスト、動画、音楽も販売できるので、自分のスキルを世界中の人に販売できます。
Shutterstockに登録の際は身分証明書としてパスポートが必要です。
さすが世界基準。
Shutterstockも審査があります。
登録自体はすぐにできるのですが、写真の審査が厳しいで有名なので、なかなか写真が採用されないという声も聞きます。
PIXTA同様、写真のクオリティーが高くないと販売することができません。
販売金額の20〜30%
iStock photo
iStock photo
世界的に有名な写真画像代理店ゲッティイメージズが運営する、世界最大級のストックフォトサイト「iStock photo」。
クリエイター登録者数は全世界で23万人以上。
総作品数は、2,000万点を超え、毎週2億円以上のロイヤリティがクリエイターたちに渡っています。
iStock photoも写真以外のイラスト、ベクター、動画が販売できます。
iStock photoも審査があります。
PIXTA、Shutterstock同様、審査は厳しいようです。
なかなか審査に通過しない場合は、何度かトライする必要があります。
販売金額15〜45%
fotolia
fotolia
3500万点以上の格安なロイヤリティフリーの写真素材、イラスト、ベクター、動画が用意されています。
fotoliaの強みは、Adobe系ソフトと連動して使えるのが他のサイトとは違うポイントです。
(Adobe系ソフトとは、デザイナーをはじめとしたクリエイターには必須のデザイン系ソフトのことです。)
もちろん審査はあります。
今まで挙げてきたサイト同様に、審査は厳しいです。
販売金額33%
Paylessimages
Paylessimages
9200万点以上のライナップで日本人向けの素材が多数用意されている「Paylessimages」。
一度に大量にダウンロードしたい人も利用しやすい定額販売制のシステムがあり、シリーズものの写真などがセットで売れれば、大幅な売り上げアップにもつながります。
他サイト同様写真一つ一つに審査があります。
上に挙げてきたサイトよりも、少し審査難易度が低い印象ですが、審査がある以上、一概に「難易度がそれほど高くないから大丈夫」とは言い切れません・・・
販売金額32〜62%
写真AC
無料写真素材なら【写真AC】
総会員数270万人以上。商用利用できるけどダウンロード無料の写真サイト「写真AC」。
無料というだけあって、企業やブロガー・アフィリエイターからも絶大な指示を誇るフォトストックサイトです。
(ただし無料会員の場合は利用に制限がかかる。有料会員になると制限もなくなり自由に使えるようになる)
AC写真も審査がありますが、他に紹介したサイトよりも審査の難易度が高くない印象です。
それぞれのサイトで販売されている画像を確認してみると一目瞭然だと思いますが、クオリティーにも若干差が出ています。
1ダウンロード3.2円
フォトストックサイトの審査に受かるために必要なポイント
簡単にですが、各サイトの審査に受かるために必要なポイントを挙げます。
- 写真のクオリティーが高いことは大前提
- 撮影者の撮影技術も必須
- 写真素材として適切かどうか(使い勝手が良いか)
- 被写体にテーマ性やコンセプトはあるか
- 著作権物が写り込んでいたり、個人が特定できるものが写り込んでいないか
すでにサイトで販売されてる写真を確認してみると良いでしょう。
クオリティーはもちろんの事、どういった写真に需要があるか、どういうテーマ性を持って撮影に臨んだら良いか、などのヒントを見つけることができます。
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フォトストックでは、写真以外にもイラスト・デザイン・動画・音楽も販売できる
クオリティーが高い写真を撮影するには、一眼レフカメラやライトなどの本格的な撮影機材が必要になってくるので、誰でも気軽に始められる副業としてはハードルが高いと言えます。
しかし、フォトストックサイトの中には写真以外の制作物を販売することもできるので、得意な分野がある人はそちらに挑戦してみても良いでしょう。
写真以外に販売できるものは、イラスト、デザイン、グラフィック作品、ベクターデータ、動画、音楽があります。
サイトによって販売できるものは異なるので、以下にまとめておきます。
写真 | イラスト | ベクター素材 | 音楽 | 動画 | その他 | |
PIXTA | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Shutterstock | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | アイコン |
iStockphoto | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
fotolia | ○ | ○ | ○ | |||
Paylessimages | ○ | ○ | ||||
写真AC 写真 | ○ | ○ | ○ | 地図、フォント |
私ならデザイン系の素材を作って売ることもできそう!
Youtuberやってるから、「Youtubeで稼ぐ」の話に登場してるよ・・・
フォトストックサイトで購入されやすい写真の特徴
無事、フォトストックサイトの審査に受かっても、販売する写真が売れないと収益は上がりません。
実際にはどんな写真が売れやすいのでしょうか。
PIXTAの公式サイトに参考例が掲載されてあったので共有します。
・クオリティ(画質&撮影・制作技術)が高い
・全体的に明るくシンプルに仕上げられている
・何を伝えたいのかがひと目で分かる要素が入っている(スーツを着た人物=ビジネス、青空と芽=エコ、成長等)
・テーマの邪魔をする余計な要素が入っていない(背景がゴチャゴチャしていない等)
・キャッチコピーなど文字が入るスペース(コピースペース)が設けられている
・稀少、特殊な被写体、シチュエーション(季節限定モノ、珍しい場所・生物・現象の写真など、自前での撮影が困難)
撮影技術はもちろんのこと、テーマ性が明確でシンプルな作品に需要があるようです。
また、需要のあるジャンルの撮影をすることも戦略の一つです。
需要のあるジャンルとは、料理系、ビジネス系、美容系、動物系、自然・風景、季節ごとのイベント写真などが挙げられます。
《季節ごとのイベント写真の代表例》
春:桜、新生活、花粉、ゴールデンウィーク
夏:海、ひまわり、花火、祭り
秋:紅葉、運動会、ハロウィン
冬:雪、クリスマス、お正月、節分
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スマホで撮影した写真を販売できるサイト「スナップマート」
性能の良いカメラと撮影機材を用意しなければ、副業として写真を販売をすることは難しいと言いましたが、スマホで撮影した写真を販売できるサイトもあります。
スナップマートは、スマホ撮影OKな上に、審査もないので誰でも気軽に始めることができる写真販売サイトです。
スマホ撮影でも大丈夫ということで、だいぶ敷居が下がるので気軽に投稿できますね。
運営元は、先ほど紹介した国内最大級のフォトストックサイト「PIXTA」なので、安心して利用できます。
スナップマートでは「人物写真」の需要が高いようです。
(※モデルリリースを取得しているものに限る)
他の人には撮れないレアリティーの高い写真なども需要があるので、素材探しも重要になってきます。
審査も特にないようなので気軽に始めることができます。
販売金額の30〜60%
ちゃんとスナップマートのガイドラインに沿った写真を投稿するようにしようね!
写真販売の副業で稼ぐ!おすすめサイト比較と販売のコツまとめ
- 写真販売サイト(フォトストック)には審査があるので、素人の販売は難しい
- 撮影機材の充実、撮影者の技術がないと、写真販売は難しい
- 写真以外にも、イラスト、ベクターデータ、動画、音楽なども販売できる
- テーマ性が明確でシンプルな写真が売れやすい
- 需要のある写真を提供して、購入率をあげる
- スナップマートを使えばスマホで撮影した写真を誰でも気軽に販売できる
やっぱりカメラ素人には難しいわね〜
だけどカメラが得意な人には特技が活かせる副業だよ!
カメラ初心者には「写真AC」がおすすめかな〜!


